優しい米の旨味と心地良い酸が引き立てるボディバランスが◎いつまでも飲み続けられてしまう!そんなお酒です
自然界の微生物が入りやすい環境を酒の中に作り、微生物同士の厳しい生存競争を生き抜いた酵母だけで発酵させる生酛造りは、得てして濃醇な酒質に仕上がる傾向があります。
飲みづらいと苦手意識を持っている飲み手も少なくありません。そんなイメージを払拭してくれるのが、この日輪田です。
「正しく造れば綺麗な酒質になる」という蔵元の言葉通り、軽快な飲み口から広がる優しい米の旨味と、心地良い酸が引き立てるボディバランスの良さが秀逸。
味わいの軸がぶれず、輪郭がくっきり表現されているため、飲み進めても中だるみせず、ついつい盃を重ねてしまいます。
日本酒 マトリックス |
クラシックスタイル (穀物系の香り) |
モダンスタイル (果実系の香り) |
フルボディ |
クラシック・ フル |
モダン・フル |
ミディアムボディ |
クラシック・ ミディアム |
モダン・ ミディアム |
ライトボディ |
クラシック・ ライト |
モダン・ ライト |
味わい
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ライト
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フレッシュ
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フルーティ
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ソフト
〇
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シャープ
〇
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ドライ
〇
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スイート
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リッチ
〇
蔵元・生産者情報
萩野酒造株式会社
創業1840年。宮城県下でいち早く特定名称酒造りに取り組んだ蔵であり、30年ほど前に他蔵に先駆けて冷蔵倉庫を導入、現在の高レベルな宮城県酒の草分け的存在になりました。現蔵元で酒造りを統括する佐藤曜平氏が蔵に戻った2002年、山廃造り(現在は生酛造り)に特化したブランド「日輪田」が誕生。それに対し、「萩の鶴」は速醸造りのみに限定し、毎年1本は実験的な仕込みを自らに課しています。そんな佐藤氏が目指すのは、外行きのドレスではなく、毎日着られて心地の良い上質な普段着のような酒。深みがあるのに飲み疲れしない不思議な酒、それを可能にしているのが理論に裏付けされた高度な醸造技術と貯蔵管理です。
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