兵庫県の東条秋津地区の山田錦(特上米)を使用した、伯楽星の最高峰!
山田錦の原産地・兵庫県の中でも特A地区と呼ばれる東条エリア。
その中でも更に産地を限定し、最高ランクと呼ばれる秋津地区の山田錦(特上米)だけを使用した、伯楽星のプレミアムライン。
自社精米で29%まで磨きあげた透明度の高いその液体は、バナナやメロン、いちごを想わせる上品な果実香に包まれ、 ふくよかで柔らかい甘みがグラマラスな曲線美を描いては、すっと消えるはかなさが官能的。
冷蔵庫でよく冷やしてから、ワイングラスで食事の前半にお楽しみください。
東条秋津地区の山田錦の特徴
山田錦の原産である兵庫県の中でも、特Aエリアの称号を得る東条エリアで育てられたのが東条秋津地区の山田錦です。
酒造りに適した山田錦の中でも最上級の品質を誇る東条秋津地区の山田錦は、ごく一部の酒蔵でしか入手することできない特別なものとなっています。
山田錦は、晩生と呼ばれる米に分類される品種です。晩生はゆっくりと育つことから、大きく柔らかく実り、甘さやみずみずしさを感じられるという特徴があります。
まろやかでやさしい口当たりは、山田錦の持ち味といえるでしょう。
そんな強みのある酒米の特上品を使用することで、本銘柄は芳醇な香りや米のふっくらとした甘味・旨味を堪能できる仕上がりとなりました。
上品で官能的なテイスト
極上品の酒米・山田錦を用いて醸された日本酒は、透明感のある美しい飲み口も大きな特徴。
中でも、本品・伯楽星東条秋津産山田錦では、精米歩合29%と磨き抜かれたお米によって雑味の無いクリアな飲み心地が叶えられています。
しつこさがなく、はかなく消えてスッと溶け込むような口当たりには上品なキレがあり、すいすいと飲み進めることができます。
華やかに香る果実香・滑らかで柔らかな口当たり・ほんのりと感じられる優しい甘みといった要素からは、官能的な印象さえ感じられます。
こうした上品で官能的なテイストは磨き抜かれた酒米を使用してこそ成り立つものです。
では、どうしてここまで、酒米を磨き抜くことが出来るのか。
その秘密は、本銘柄の蔵元である新澤醸造店の持つ高い技術力無しに語ることはできません。
ダイヤモンドロール精米機の導入
本銘柄を手掛ける新澤醸造店では、精米にダイヤモンドロール精米機を導入しています。
通常、精米を行う際には、米同士を擦り合わせることによって磨くことになります。
しかし、こうした磨き方を通じて精米歩合を追求しようとすると、酒造りに使いたい米の中心部まで壊すことに繋がりかねません。
米の中心部を傷つけることなく、より米を磨くためによりよい手法。
それが、ダイヤモンドロール精米機を使用しての精米です。
硬度の高いことで知られるダイヤモンドを用いることで、柔らかさのある米を傷つけない精米が可能となりました。
本機械で追求できる精米歩合は世界最高の0.85%。圧倒的な精米技術によって酒米は磨き上げられ、品のある飲み口を造りあげています。
伯楽星の名前の由来
その味わいのみならず、名前までも美しい銘酒・伯楽星。その名前からは、大きく3つの想いを窺い知ることができます。
より良い素材・技術への探求心
古くより伝わる故事成語に「千里の馬は常にあれども、伯楽は常にあらず」という言葉があります。
「秀でた逸材はいつの世にもいるがその才能を見出して導く優秀な指導者は僅かだ」との譬えです。
伯楽星の名前には、まだ見ぬ優れた素材・技術といった逸材に対する探求心を忘れんとする思いが込められています。
それは、より良い酒造りを目指すにあたっての強い向上心とも言い換えられるかもしれません。
地元への愛情
伯楽は、漢籍に登場する馬の目利きの達人の名前です。
新澤醸造店が蔵を構える宮城県の三本木地方に伝わる「名馬池月」の伝説も伯楽星の名前の由来となっています。
この地方で伯楽が育てた名馬が天に昇ったというのが、伝説の内容。
地元に伝わる伝承を製造している日本酒の名前に結び、全国に広く展開していく姿からは、新澤醸造店の抱く地元への深い愛情を見て取ることが出来ます。
お客様への期待
新澤醸造店が誇る伯楽星は、原料・製造技術にこだわって手掛けられた銘品です。
「かつて中国の馬の目利きの達人・伯楽が上等な馬を見抜いたように、『伯楽星』という銘品をお客様に見抜いてほしい。」
伯楽星には、そんなお客様への期待と願いが込められています。
日本酒 マトリックス |
クラシックスタイル (穀物系の香り) |
モダンスタイル (果実系の香り) |
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フルボディ | クラシック・ フル |
モダン・フル |
ミディアムボディ | クラシック・ ミディアム |
モダン・ ミディアム |
ライトボディ | クラシック・ ライト |
モダン・ ライト |
商品概要
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商品名・容量伯楽星 純米大吟醸 東条秋津山田錦 29%精米 720ml
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蔵元・生産者株式会社新澤醸造店
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アルコール度数15%
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使用米山田錦(兵庫県特A地区秋津産 特上米)
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精米歩合29%
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おすすめの温度5-10℃
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おすすめの酒器縁の薄い大ぶりのワイングラス
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相性の良い料理生牡蠣、白身魚のお造り、ヴィシソワーズ、スモークチーズなど軽めの前菜に。または食前酒として乾杯に
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受賞歴など・Oriental Sake Awards 2023 純米大吟醸/純米吟醸(淡麗)部門【金賞】
・全米日本酒歓評会2023 大吟醸A部門【銀賞】
・MILANO SAKE CHALLENGE2023【プラチナ賞】【フードベアリング賞】゛魚介のサラダ〝
・全米日本酒歓評会2022【金賞】
・オリエンタルサケアワード2022【銀賞】
・スペイン酒類国際コンクール2022【銀賞】
味わい
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ライト
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フレッシュ
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フルーティ〇
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ソフト〇
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シャープ
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ドライ〇
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スイート
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リッチ
蔵元・生産者情報
株式会社新澤醸造店
創業1873年。「究極の食中酒」をテーマに、食を引き立てる名脇役を目指す蔵元です。五代目の新澤巖夫氏は、大学在学中より数々のきき酒大会で優勝するなど卓越した味覚の持ち主で、宮城県初の自社杜氏にして宮城県最年少杜氏(当時)として廃業に傾いていた蔵を再建させました。しかし、2011年の東日本大震災で蔵は全壊してしまいます。それでも新澤氏の不撓不屈の精神と彼を慕う蔵人と大勢のボランティアの助けにより、仕込み蔵(製造部)を柴田郡川崎町に移転、同年中に奇跡の復活を遂げました。2016年には日本最大の利き酒審査会「SAKE COMPETITION」にて「あたごのまつ」が第一位を獲得し、見事日本一に輝きました。現在は新杜氏に当時22歳だった渡部七海さんを大抜擢し(全国最年少女性杜氏)、更なる酒質向上に邁進しています。2022年・2023年には、世界で最も権威のあるワインコンテストIWC(インターナショナルワインチャレンジ)にて、世界一の蔵元に贈られる『Sake Brewer of the year』に2年連続で選ばれました。