究極とは何か? これが一つの答えかもしれません。世界最小級の精米歩合「7%」(=米を表面から93%削る)。契約栽培米「蔵の華(くらのはな)」を350時間かけて自家精米し、酒造技術の限界に挑みました。 “世界一精米”7%シリーズの「NIIZAWA」と「残響」の中間の糖度で仕上げた、クリアな甘みの中にエレガントさを感じる味わいです。食中酒としての無限の可能性を探求でき、また熟成を楽しむ1本としてもおすすめです。アートの普及活動を行う一般社団法人 WORLD ART DIALOGUEが、毎年世界トップレベルのアーティストを表彰し、 その絵画を世界最高レベルの日本酒のラベルに採用するプロジェクト「NIIZAWA Prize by ARTLOGUE」。
創業1873年。「究極の食中酒」をテーマに、食を引き立てる名脇役を目指す蔵元です。五代目の新澤巖夫氏は、大学在学中より数々のきき酒大会で優勝するなど卓越した味覚の持ち主で、宮城県初の自社杜氏にして宮城県最年少杜氏(当時)として廃業に傾いていた蔵を再建させました。しかし、2011年の東日本大震災で蔵は全壊してしまいます。それでも新澤氏の不撓不屈の精神と彼を慕う蔵人と大勢のボランティアの助けにより、仕込み蔵(製造部)を柴田郡川崎町に移転、同年中に奇跡の復活を遂げました。2016年には日本最大の利き酒審査会「SAKE COMPETITION」にて「あたごのまつ」が第一位を獲得し、見事日本一に輝きました。現在は新杜氏に当時22歳だった渡部七海さんを大抜擢し(全国最年少女性杜氏)、更なる酒質向上に邁進しています。2022年〜2024年には、世界で最も権威のあるワインコンテストIWC(インターナショナルワインチャレンジ)にて、世界一の蔵元に贈られる『Sake Brewer of the year』に3年連続で選ばれました。また、同じく「世界酒蔵ランキング」においても3年連続で世界一に輝いています。